「ヒルトン広島」は広島の平和大通りの近くにあるホテルです。
過日、管理人がエグゼクティブフロアに実際に宿泊しました。エグゼクティブフロアの最大の特徴であるクラブラウンジ、そして客室や朝食を中心に宿泊レポートをお伝えします。
2023年のG7広島サミットでは米国のバイデン大統領が宿泊したことで、さらに注目が集まっています。
ヒルトン広島にお得に泊まれる割引クーポンやキャンペーンが用意されていることがあります。忘れないように事前取得や参加をおすすめします。
ヒルトン広島の概要
「ヒルトン広島」は、2022年10月22日にグランドオープンしたホテルです。地上22階建てで全420室、中四国では最大規模の会議場を備えたヒルトンブランドのホテルとして大きな注目を集めました。
ホテルの情報
住所 | 〒730-0043 広島県広島市中区富士見町11-12 |
電話 | 082-243-2700 |
客室 | 420室 |
付帯施設 | レストラン・バー・ラウンジ フィットネスセンター・プール スパトリートメントルーム エグゼクティブラウンジ 宴会場・会議室 ウエディングチャペル |
チェックイン | 15:00~ |
チェックアウト | 12:00 |
エントランスには大きな松が飾られ、館内の設えと相まってラグジュアリーホテルの感があります。
エントランスから奥に進むと、フロントとロビーラウンジ「フローラウンジ」があります。フローラウンジではランチやスイーツを窓辺で楽しめます。テイクアウトメニューも多数あって室内に持ち帰っていただくことも可能です。
フロントロビーは広い間取りですが、土日の午後はチェックイン手続きで溢れんばかりの長蛇の列が出来る事も。外資ホテルということもあって、外国人客の利用がとても多く非常に混雑します。
私の場合、15時頃にホテルに到着したのですが、部屋に入れたのは15時40分を過ぎていました。ご予定のある方はご注意ください。
エレベーターは6基あります。土日は人が多く、朝食時や午後のチェックアウト・イン手続きの頃にはひっきりなしに動いています。その混雑する時間帯を除けば、殆ど待つことはありません。
他に、鉄板焼や寿司カウンターを有する日本食レストラン、各種ビュッフェを提供するオールデイダイニング、席数100席以上を誇るバー&ラウンジをなどを備えています。
一休レストランでヒルトン広島のレストランを予約すると割引キャンペーンが実施されていたり、PayPayが貯まったりとお得に食事が楽しめるのでお勧めです。
ホテルへのアクセス、立地
ホテルは広島市の中心部、平和大通りの近くにあります。
広島駅からホテルへの移動方法は次の通りです。路面電車の場合は、ホテルと駅との距離が遠いので省略しています。
- 車・タクシーでは約7分
- 広島電鉄バス(エキまちループ)の「田中町」バス停で下車後、徒歩数分
ホテルの道路を挟んで向かい側には商業施設の「フジグラン広島」があって買い物に便利です。上で挙げた巡回バスの「エキまちループ」を使えば広島駅、中心街やバスセンターのある紙屋町への移動が簡単に出来、市内観光を考えた場合もそこそこ便利な立地です。
広島駅を中心とした行動をお考えの場合は、ライバルのシェラトン広島が適しています。
客室について
ヒルトン広島の客室構成は以下の通りです。全室禁煙です。
客室タイプ | 部屋数 | 広さ |
---|---|---|
デラックスツイン | 124 | 35㎡ |
デラックスキング | 20 | 35㎡ |
プレミアムツイン | 108 | 35㎡ |
プレミアムキング | 36 | 35㎡ |
エグゼクティブツイン | 38 | 35㎡ |
エグゼクティブキング | 23 | 35㎡ |
ワンベッドスイート | 7 | 71㎡ |
デラックススイート | 5 | 86~93㎡ |
プレミアムスイート | 3 | 127㎡ |
プレジデンシャルスイート | 1 | 163㎡ |
7階から12階がデラックス、13階から18階がプレミアム、19階から22階がエグゼクティブと区分されています。階毎に通常より少し広いコーナールームが最大4人で泊まることが出来るので、家族旅行や友人との旅行に適しています。
今回ご紹介するエグゼクティブルームの特徴は、高階層からの景観とエグゼクティブラウンジが利用できることです。また、スイートルームも同じ階にあり、エグゼクティブルームと同様のサービスが受けられます。
バイデン大統領が宿泊したのはプレジデンシャルスイートでした。
ヒルトン広島の魅力や特徴
ヒルトン広島の魅力や特徴をお伝えします。
眺望の良いエグゼクティブラウンジ
ヒルトン広島の魅力はなんといっても、「エグゼクティブラウンジ」が用意されていることです。エグゼクティブルーム利用者ならびにヒルトンのダイヤモンド会員が利用できます。
クラブフロアの広さは広島駅近くのシェラトン広島と同じくらい、席数はヒルトン広島の方が多いのですが、土日は混雑します。
窓からは広島市内の北西側が眺められます。エグゼクティブラウンジの詳細はこの後じっくりご紹介します。
多彩なレストラン
先ほども紹介しましたが、様々なレストランがホテル内にて営業しています。予算や場面に応じた使い分けられ、宿泊以外でもホテルの雰囲気を体感出来ます。
フィットネスセンターとスパ
ホテル5階はフロアを丸々フィットネスセンターとリラクゼーションスパが占めています。
最新のマシンを備えたジムは24時間利用可能、プール・ジャグジー・サウナは6時~21時(最終入場20時30分)の間に使用できます。
土日のプールはお子様天国となっていてとても賑やかでしたが、平日は比較的空いています。夜間のプールは広島の風情を感じられる演出がされていますのでお試しください。
スパ「Spa by L’OCCITANE」ではボディ・フェイシャル、短時間でも試せるフット・アイケアなどのメニューが用意されています。5階の半分はスパで、広島市内のホテルでは最大級です。
今回は特別に店内をご案内いただけたので、その一部をご紹介します。
施術を行うトリートメントルームはベッド1台が3ルーム、ベッド2台が1ルームの計4ルームを備えています。
上の写真は、最も広い部屋である「Immortelle」(イモーテル)です。ベッドが2台あって、友人や夫婦で一緒に施術を受けられます。室内には生花が添えられ、とても落ち着いた空間となっています。
各個室にはシャワーやパウダールームが完備されています。非常にゆとりのある空間で贅沢な一時が過ごせます。
スタッフさんは今回の宿泊した中で一番素敵に振舞ってくださった方で、とても気さくにお話をしてくださいました。スパ利用客は意外にも男性が多いとか。スパで販売されているフレグランスを購入される方も多数とのことです。
自分も臆せず試してみたい。
エグゼクティブキングの紹介
今回案内されたのは、19階のエグゼクティブツインです。
瀬戸内海をモチーフとしたフロアカーペットが客室に続きます。日中の館内BGMは少し大きめで、静かにしていたら客室内でも聞こえます。
客室入り口は至ってシンプル。
客室入り口は広く、スーツケースなどを置けるような設計となっていました。荷物の多い、海外旅行客を想定しているのでしょうか。
ベッドに至る通路の両側が収納スペースとなっています。
その片側にはクローゼットがあります。姿見は天井まで高さのある大きなもので、身だしなみの確認が容易です。
開きを開けると様々な備品があります。この開き扉は厚くないためか見た目ほど重厚感が無く、安っぽい印象を受けました。
軽くて開け易いという利点はあります。フォロー大事。
木製ハンガーは10個もあって質・数ともに満足。その下には靴ベラとブラシが吊るされています。
その下には金庫、アイロン、シュークリーナーが設置されていました。その隣にあるスリッパ、これがエグゼクティブの名に似合わぬペラペラのもので、耐久性も低そうな残念な品質でした。ライバルのシェラトン広島に軍配が上がります。
クローゼットの反対側には荷物置き場があります。手提げカバンなどを置くのに適した高さです。
下の引き出しの1つにはパジャマ代わりの浴衣があります。その他は空でした。収納力は十分ですね。長期滞在に対応しています。
クローゼット隣にはミニバーがあります。
無料のミネラルウォーターは瓶で提供されています。広島県三原市の田治米鉱泉所が製造する「タジメ・ナチュラルウォーター」で、癖の無い飲みやすいお水でした。
備前焼の湯呑、急須と木製の御盆と高級感のある茶器は気分が上がります。
コーヒーマシンはネスプレッソです。
下の引き出しにはグラス類、コルク抜き、カップ、紅茶とネスプレッソカプセルが収納されています。
ちなみに、天板の下に収まっているテーブルを展開すると作業が楽でした。
冷蔵庫、電気ケトル、アイスペールは上の棚に収納されている、ちょっと不思議な構成です。背の高い人間にとっては使い易いです。
開業当時は飲み物等が入っていましたが、その後撤去されたようです。
キング・ツインそれぞれ部屋の広さは35㎡あります。ただ、ベッド2台を設置するとやや窮屈に感じます。また、キングの室内にある窓際のソファベンチは、ツインの客室にはありません。
ベッドボード上には広島らしさが感じられる紅葉があしらわれています。
ベッドのサイズは135x200cmほどあり、ダブルベッドに近い大きさがあります。
ベッドサイドには照明スイッチパネル、充電用USBジャック、電源コンセントと上部には読書灯が配されています。
ベッドサイドテーブルに置かれた目覚まし時計は、ワイヤレス充電器やBluetoothスピーカーにもなる優れ物。
今回の客室は南東に向いており、瀬戸内の島々を眺める事が出来ます。
ベッドの向かい側には、テレビとテーブルセットが配置されています。
丸形のテーブルに対の椅子は重厚感があります。
テーブル側の壁には電源コンセント、充電用USBジャックなどが配備されています。テーブルで作業するのに便利でした。
テーブル上の箱の中にはペン、メモ用紙、テレビリモコンが収まっていました。些細な事ですが、備品の配置に一手間かけてあると満足度が上がるものですね。
液晶テレビはソニーのブラビアでした。壁にしっかりと固定されているため、角度調整は出来ません。よって、ベッドからの視聴が最適でした。
HDMIでの接続は出来ませんが、代わりに多数の映像コンテンツが楽しめるようになっています。特に、有料放送のWOWOWが視聴できるのは珍しいですね。
動画配信サービスのアプリがインストールされているので、有料会員の方はIDとパスワードを入力するだけで配信動画が楽しめます。
ロールスクリーンは新しいホテルで頻繁に見るようになりました。遮光性に優れています。遮光ロールスクリーンを最大限下ろすと、接地部分以外は外光を通しません。
エアコンの操作パネルはとても簡素で設定が簡単。運転はオート固定で、温度と風量変更のみ変更出来ました。エアコンは新しい型なので静かかつパワフルで、空調音が気になることは少ないでしょう。
続いて、ウェットエリアを確認していきます。
客室入り口側の引き戸を開けると、トイレ・洗面台・浴室があります。3点独立式で余裕のある空間です。
トイレはTOTOのウォシュレットです。フタの自動開閉機能が付いた高機能タイプで高級ホテルの感があります。
洗面台は大きさの割に洗面ボウルが小さい印象を受けます。
洗剤は「クラブツリー&エブリン」のハンドウォッシュとボディローションの大ボトルがドーン!!と置かれています。開業当時のミニボトルから変更されていました。
昨今のSDGsの流れがここにも…。
洗面台下にはフェイスタオルとバスタオル、体重計がありました。
化粧鏡はLED照明付きです。
次に浴室をチェック。
浴室は浴槽と洗い場があるタイプです。
幅がそこそこあるので、足をあまり曲げずに入ることが出来ました。手すりなどは無かったので、入浴時はお気を付けください。
シャワーはハンドシャワーのみで、レインシャワーはありません。広島はレインシャワーを設置したホテルが非常に少ないですね。「ダイワロイネットホテル広島駅前」しか自分は知りません。
シャンプー類は洗面台にあったものと同じ「クラブツリー&エブリン」です。こちらもミニボトルから固定式の大ボトルに変更されています。
ヒルトン広島エグゼクティブフロアのアメニティ
客室紹介の最後に、アメニティを確認しましょう。
アメニティはウェットエリアの棚に置かれていました。
「クラブツリー&エブリン」ブランドの品々が並びます。アメニティは先述したように、以前はシャンプー等のミニボトルがこちらに一揃えあったのですが、大ボトルに変更された今は少々寂しいラインナップとなっています。
アメニティは以下の通りです。
- 歯ブラシ
- レザー(髭剃り)
- 綿棒・コットン
- コーム(櫛)
- シャワーキャップ
ドライヤーはヴィダルサスーンの5,000円以下のもの。実用には十分ですが、感動はありません。
ティーアメニティは先ほどと重複する部分もありますが、改めて紹介します。
- 紅茶
- コーヒー(ネスプレッソ)
- ミネラルウォーター
紅茶は英国の高級紅茶ブランド「JING TEA」。銘柄はイングリッシュブレックファストとカモミールで、ちょっと変わった選択という印象です。どちらもクセがあるので、片方を無難にダージリンとした方が万人向けかと思います。
エグゼクティブラウンジの紹介
エグゼクティブルーム・スイートルームの宿泊者ならびにヒルトンのダイヤモンド会員が利用できるエグゼクティブラウンジをご紹介します。
エグゼクティブラウンジはホテル最上階にあります。受付のスタッフに部屋番号を伝えて、中に入ります。
フロア内は艶やかな装飾が施されています。
客席が多く用意されていますが、サービス提供時には混雑しています。翻って、フリータイムになると潮が引くように静かな環境になります。
エグゼクティブラウンジの営業時間は6:30~21:00です。提供される主な飲食サービスは朝食、アフタヌーンティー、イブニングカクテルの3つです。
2023年12月現在、アフタヌーンティーは実施されていません。
提供サービス | 提供時間 |
---|---|
朝食 | 日毎に設定あり |
アフタヌーンティー | 14:30~16:00 |
イブニングカクテル | 17:00~19:00 |
上記以外の時間帯は、コーヒーやソフトドリンクが提供されます。なお、営業時間は変更されることがありますので、公式サイトなどで確認をおすすめします。
ヒルトン広島エグゼクティブラウンジの朝食
先ずは朝食からご紹介します。
生野菜はサニーレタス、ミニトマト、大根の千切りなど食べやすいものが用意されていました。
ハム、スモークサーモンやチーズの盛り合わせなどのコールドミールが並びます。クラッカーに乗せると美味しくいただけます。
コーンフレーク、チョコクリスピー、ドライフルーツや、ヒルトンではお馴染みのソイジョイが多数取り揃えられています。
温かい料理として、ブロッコリーとカリフラワーのアンチョビ炒め、キノコの炒め物、豆のトマト煮といった野菜料理があります。
郷土料理とも言えるカキフライ、がんす(魚のすり身を揚げたもの)で広島を食で楽しめます。
他にスクランブルエッグやソーセージ、カリカリベーコンといった定番もちゃんとあります。
和の料理もしっかりとあります。生シラスの山盛りは圧巻でした。
御飯は白米のみでお粥はこの時はありませんでした。みそ汁は好みの具材を盛り付けて汁を入れる方式でした。
パンは外資系のホテルらしく種類が豊富でした。
パン・オ・ショコラが非常に美味。
上記のパンの他、フレンチトースト、パンケーキとトッピングが数種類あり、パン派の人でもきっと満足できる朝食となるでしょう。
コーヒーはハイカラなネスプレッソコーヒーマシンで作ります。説明書きがあるのでそんなに迷わずに操作できると思います。
左の写真では見切れてしまいましたが、紅茶は客室にあったものと同じ「JING TEA」がありました。
その他、ソフトドリンクやヨーグルト(時期によっては食べきりサイズのチチヤスヨーグルト)が並びます。
盛り付け例です。立派な朝食が仕上がりました。レストラン「モザイク」よりも品数は少ないですが、そちらよりは混雑せずに食事が出来るところが長所ですね。
卵料理を着席してから注文することが出来ます。この時、カキのオムレツをオーダーしました。ふりかけられた刻み海苔、カキ醤油、そしてオムレツの中にあるカキと瀬戸内産の食材がふんだんに使われて、磯の香りが立ち込める一品でした。
本当に海の薫りがフワーッと漂っていました。
出来立てのオムレツや熱々のカキフライが美味しくいただけました。広島市内のクラブラウンジの朝食の中でも非常に満足出来ました。ANAクラウンプラザホテル広島の新設クラブラウンジの朝食と比肩する品質です。
アフタヌーンティー(2023年12月現在、お休み中)
アフタヌーンティーは争奪戦で、陳列台の上のものを撮影することすら困難でした。補充されるそばから人だかりが出来て、瞬く間に食べ物が無くなってしまいます。
戦利品としてなんとか盛り付けられた軽食をご紹介します。カナッペ、一口サイズのケーキやカップケーキ、クッキーなどでした。
他にはチーズもあったようですが、形跡だけしか確認出来ませんでした。
アフタヌーンティーが終わる間際では、金平糖やレーズンといった乾きもの、クッキー、そしてソイジョイが残るのみ。
開業当初は非常に豪華な品々が並んでいたようですが、かなり様変わりしたようです。あまりにも消化不良でモヤモヤした気持ちになるアフタヌーンティーでした。
イブニングカクテル
イブニングカクテルはアフタヌーンティーよりは落ち着いた雰囲気でした。それほど待たずに席に案内され、時間的に焦る事無く一時を過ごせました。
上記は、上段が「鰹のタタキ」、下段が「鯵のエスカベッシュ」です。エスカベッシュは南蛮漬けですね。馴染みのある味がありがたい。
スープ料理は、「鶏のトマト煮」と「豚汁」でした。
コールドミールとして、チーズやハムの盛り合わせが用意されています。クラッカーなどもあって、アフタヌーンティーを少し豪華にした様相です。
アルコールも自由にいただけます。ウィスキーとして「ブラックニッカ」、バーボンの「JIM BEAM」など各種取り揃えられていました。
赤・白ワイン、日本酒も氷でキンキンに冷やされていました。
アフタヌーンティーに続き、カナッペや野菜スティックがありましたが、特にカナッペは補給されるやいなや、たちどころに無くなる盛況ぶり。
ケーキ類も大人気で、なんとかお皿に盛りつけられたのがこの3つです。
アフタヌーンティーほどでは無いですが、夜もなんとも忙しないラウンジ体験でした。平日の利用であれば、もう少しゆったりと寛げたのかもしれません。
春休み、お盆などの長期休暇の時期は家族連れでごった返すようなので、その頃に利用の際は心の準備が必要かもしれません。また、インバウンド需要によって外国人客の利用も増えていますので、混雑が予想されます。
ヒルトン広島の口コミ
各ホテル予約サイトでの、ヒルトン広島の口コミ評価を確認してみます。各社5段階評価で、楽天トラベルは4.3、じゃらんでは4.3、一休.comでは3.9でした。
目の肥えた宿泊客が多く利用する一休.comでの評価がやや低いです。内容を見てみるとオープンして日がまだ浅いため、および宿泊客数の多さに対して接客対応が間に合っていないように見受けられました。今後の改善が望まれます。
ヒルトン広島エグゼクティブルームの感想
ヒルトン広島は、広島市内の久しぶりの新設ホテルでしたので、非常に楽しみにしていたホテルでした。確かに設備は時流に沿っており、過ごし易い室内環境でした。
ただ、多数の宿泊客に対して接遇サービスが追い付いていない印象はどうしても拭えませんでした。訪日客が増えたこともあって、土日のチェックイン時は混雑が予想されますので覚悟が必要です。また、余裕の無さからスタッフさんのおざなりな対応に遭遇し、残念な思いをする可能性があります。
エグゼクティブラウンジに関しては、席数を確保するあまりに席と席との間が狭く、せせこましい印象。その上、混雑していたために朝食時以外は寛げませんでした。ホテルの上位会員の多さから、早期の解消は中々難しいでしょう。館内のレストランやペストリーショップを利用した方が快適に過ごせます。
一方で、スパのスタッフさんは懇切丁寧に色々と説明してくださり、設備の概要などよく学ぶことが出来て満たされた気持ちになれたのは印象的でした。また訪れたいと思える対応で、もてなし上手の「プロやなーーー」と感心したのを覚えています。
長期休暇・土日以外の比較的に空いた日であれば、快適なホテルライフが楽しめるのかもしれません。よりブラッシュアップされたヒルトン広島を期待しています。
ヒルトン広島にお得に泊まれる割引クーポンやキャンペーンが用意されていることがあります。事前取得や参加をおすすめします。
- シンプルで使い易い最新の設備
- 巨大なホテル故の混雑
- スタッフの対応にムラが有り
コメント