ホテルインターゲート京都四条新町は京都市中京区にあるホテルです。
過日、管理人が実際に宿泊しましたので、インターゲートホテルの特徴であるラウンジサービス、朝食などを中心に宿泊レポートをお伝えします。
ホテルインターゲート京都について
ホテル概要
ホテルインターゲート京都四条新町は2018年3月1日に開業したホテルです。ホテルインターゲートは他に金沢、東京、広島、大阪にあります。実際に他のインターゲートにも宿泊したので、そちらの宿泊レポートもご覧ください。
このチェーンホテルの最大の特徴は、宿泊者ならびにデイタイム利用者が利用できる充実したラウンジサービスです。朝から夜まで、時間帯に応じて異なるサービスを受けることが出来ます。この後、じっくりとお伝えします。
住所 | 〒604-8214 京都府京都市中京区新町通錦小路上る百足屋町387 |
客室 | 153室 |
バリアフリー対応 | 車椅子可、貸出用車椅子、多目的トイレ、ユニバーサルルーム、客室内に洋式トイレあり |
客室タイプは以下の通りです。
- スーペリアシングルルーム(20㎡)
- スーペリアダブルルーム(20~21㎡)
- スーペリアツインルーム(22~24㎡)
- コネクティングスーペリアツインルーム(23~24㎡)
- インターゲートルーム(24㎡)
- ユニバーサルツインルーム(35㎡)
- デラックスツインルーム(35㎡)
- ジュニアスイートルーム(48㎡)
ほとんどの客室はトイレと風呂が一緒になったユニットタイプです。デラックスツインルームとジュニアスイートルームはバスとトイレが別になっているセパレートタイプです。
- チェックイン・チェックアウトの時間は?
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チェックインは15:00から始まり、チェックアウトは11:00です。
- 駐車場はありますか?
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提携駐車場は無いので、近隣のコインパーキングを利用しましょう。
館内設備
ホテルに足を踏み入れると、広い玄関の壁にある京都をモチーフとしたアートが出迎えてくれます。
フロントは2階部分を吹き抜けにした開放感のある作りです。障子を使った間接照明で落ち着ける雰囲気を演出しています。
フロントの奥にあるロビーでは京都の名産品、各種パンフレットや書籍が用意されており、情報収集が捗ります。京都観光への期待はより一層膨らみますね。
1階のエレベーターホールは音と照明で彩る演出が施されています。エレベーターは2基設置されています。
- セキュリティはどうですか?
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カードキーで作動するエレベーターセキュリティが導入されています。
- 大浴場はありますか?
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もちろんあります!こちらもカードキーが無いと入場できないので、お忘れなく。
- 製氷機やコインランドリーはありますか?
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1階に設置されています。
ホテルインターゲート京都四条新町の大浴場
大浴場は1階、エレベーターホールから更に奥にあります。
向かう途中でコインランドリーや自動販売機があります。
コインランドリーが置かれた室内に製氷機も設置されていました。部屋から少し遠いのが難点です。
大浴場は京都市内において一般的な大きさの部類だと思います。出来てからまだ新しいこともあって綺麗でゆったりと過ごせました。他の大浴場の写真は公式ページでご覧ください。
アクセスや立地
ホテルは繁華街である四条烏丸から程近く、地下鉄四条駅や阪急電車の烏丸駅から徒歩約5分歩くと住宅が立ち並ぶ閑静な土地にあります。
地下鉄駅、阪急電車を使って様々な名所に移動できるので、旅の拠点に適しています。
住宅や商店が立ち並ぶ中、ホテルの1・2階部分は京町屋風の装いで、周りに溶け込んでいます。一見、ホテルと思えない外見なので、探す際に通り過ぎてしまうかもしれません。暖簾を目安にするといいでしょう。
ホテルインターゲート京都のラウンジサービス
「インターゲートラウンジ」は、滞在中に自由に利用できるラウンジサービスです。
時間帯によってサービス内容が変わり、朝はコーヒーやスムージー、昼を過ぎるとお茶菓子、晩にはアルコールやお茶漬けが振舞われます。ホテルインターゲートの自慢のサービスです。
感染症対策および物価高によりサービス内容が変わる場合があります。
営業時間帯 | サービス内容 |
---|---|
朝活(6:00~7:00) | 地場のコーヒー豆使用コーヒー・スムージ |
朝食(7:00~10:30) | 野菜をたくさん使った朝食(有料) |
コーヒータイム(10:30~2000) | コーヒーとソフトドリンク |
アフタヌーンサービス(15:00~20:00) | お菓子とソフトドリンク |
ハッピーアワー(17:00~19:00) | ワインやオリジナルカクテル |
ナイトタイム(20:00~22:00) | ぶぶ漬けバイキング |
朝食は、朝食付きの宿泊予約以外の場合は別途有料です。
感染症対策によりサービス内容が変わることあります。ご注意ください。
朝活
インターゲートラウンジの最初のサービスは「朝活」です。淹れたてコーヒーと健康スムージーが提供されます。珈琲は地元のコーヒー豆を使っており、京都でしか味わえない一杯を楽しめます。
コーヒータイム
10時から21時までの時間帯はコーヒータイムです。
朝食後は朝活と同じように、京都で焙煎されたコーヒー豆を使ったコーヒーをその場で作ってもらえます。作り置きでは無い、一杯ずつ手作りな事は嬉しいですね。カフェっぽい空気間がありました。
アフタヌーンサービス
コーヒータイムの開始時間から時を少しおいて、15時からはアフタヌーンサービスが始まります。お菓子が提供されるので、先のコーヒーと一緒に楽しめます。
パンやパンケーキなどにハチミツをかけて、美味しくいただきましょう。この時のハチミツはアカシア・レンゲ・オレンジの花・オーガニックスッラの4種類。それぞれ個性があり、味の違いを楽しめます。
ハッピーアワー
17時から19時はハッピーアワーです。赤・白ワインやオリジナルカクテルがラウンジに追加されます。
有料ではありますが、京都の地ビール等アルコールが販売されています。
ハッピーアワーはコーヒータイムとアフタヌーンサービスに被さっているので、ワイン・コーヒー・ソフトドリンク・お菓子のような組み合わせて食事をすることも可能です。
ナイトタイム
ラウンジサービスで一日の最後に供されるのは、ぶぶ漬けバイキングです。21時から23時に開催される夜食のサービスです。
好みの薬味や具材をご飯にのせて、専用の出汁をたっぷりかけて出来上がりです。
京都で作ったお茶漬けは直ぐに食べてしまったので盛り付けした写真を撮り忘れました。代わりに広島のお茶漬けを載せます。こうして見比べると、ホテル毎に用意されている具材は異なります。京都は漬物が多様でした。
ホテルインターゲートのラウンジは充実したサービス内容で、とても心満たされるものでした。
このホテルと同様に、実際に私が体験した、宿泊者が利用できる無料の飲み放題ラウンジを備えたホテルを下記記事でご紹介しています。京都のホテル選びの際に、ぜひご覧ください。
ホテルインターゲート京都四条新町の朝食
午前7時から10時30分(最終入場は10時)まではラウンジが朝食会場となります。朝食の時間帯は、手作りコーヒーのサービスは一旦お休みです。
和洋様々な料理が所狭しと並びます。
感染症対策のため、食事の提供方法は変わることがあります。通常はビュッフェ方式で運営されています。
ホテルインターゲートの朝食は野菜を中心に据えています。主だった肉料理はウインナーともう2品でした。
フリタータはイタリア風オムレツ。7種の野菜が中に入っていて、これだけで沢山の栄養素が取れる優れもの。スクランブルエッグもあります。
京都と言えば、豆腐はもちろんあります。
和の料理ではだし巻き卵があって本当に卵料理が豊富です。他には豚バラのサラダ、シシトウのおひたし、生麩田楽やひじきの煮物など。
赤い味噌のミネストローネやインカの恵みのポテトフライは広島のインターゲートにもあった料理。お馴染みの味があると安心感があります。
ポテトサラダなど各種サラダや生野菜も多数あります。
パン類の種類はそこそこで、クロワッサン、食パン、ミルクパンとクリームパンなど。ワッフルは隣にあるマシンでその場で作られる出来立てがいただけます。
食後にフルーツとデザートは欠かせません。フルーツは4種、デザートはシフォンケーキ、ほうじ茶ブラウニーやコーヒーゼリーが並んでいました。
ドリンク類の品数が多いのは嬉しいですね。シティホテルと肩を並べられる種類があります。
土曜日・日曜日・祝日には「泡活」と呼ばれるスパークリングワインの無料提供があります。ちょっと特別な休日を楽しめます。
インターゲート京都の朝食盛り付け例です。野菜が沢山食べられるので、体に優しく健康寿命が延びそうです。
仕切りのあるプレート皿の扱いは苦手です。
スーペリアダブルの紹介
それでは、今回宿泊したスーペリアダブルをご案内します。
部屋は3階でした。エレベーターホールの壁は屏風を模したデザイン。ソファと壁の山吹色が豪奢な雰囲気を出しています。
客室廊下の照明は要所要所を照らして落ち着きがあります。
室内は白を基調とした空間で清潔感があります。
入り口の近くにある姿見は全身が写せるほどの大きさです。その下にあるスリッパは再利用タイプです。
姿見の反対側はクローゼットとなっていて、ハンガー・消臭剤・ブラシ・靴べら・シュークリーナー・セキュリティボックスが収納されていました。
デスクはテレビ台と一体になっています。
テレビは館内情報が確認できるだけでなく、海外向けのNHKやBBCなどが視聴できます。
エクスプレスチェックアウトの操作もこのテレビで行います。追加の清算がない場合は、フロントカウンターに寄らなくてもテレビの画面操作だけでチェックアウトが出来ます。
テレビの側には電源コンセントがあり、テレビのHDMIにFireTVやgooglecastを接続して楽しむことが可能です。有線LANジャックもあり、ビジネスで活用できそうです。
テレビの下の収納には、祇園辻利のティーバッグ、食器類、タイガー製の電子ケトル、そして冷蔵庫が収納されています。冷蔵庫は2Lサイズのペットボトルが収まる大きさがあります。
デスクの引き出しの中には、京都の観光ガイドブック、ホテル約款、そして各種充電器が入っていました。
デスクの作業スペースは狭く、ノートパソコンを一台置ける程度しかありません。無料のミネラルウォーターや小物入れを移動させると少しは広くなりますがやはり手狭です。
シモンズ製ベッドは1,600×2,000mmのダブルベッド。西陣織のベッドスローが掛けられていて高級感があり、ビジネスホテルらしくない雰囲気です。
水の流れの上に桜をあしらった意匠でしょうか。ベッドスローは広島のホテルインターゲートには無いので、京都はちょっと特別感がありますね。
パジャマ(ナイトウェア)はセパレートタイプ、というより作務衣です。こちらを着用したまま大浴場まで移動が可能です。大浴場に向かう際に便利なビニール袋が一緒にセットされていました。
ベッドサイドには照明操作パネル、充電用USBジャックとコンセントが備わっていました。
次は浴室を見ていきます。
3点式のユニットバスです。樹脂製の壁面に光沢もあってとても綺麗でした。機能的なウェットルームを備えたビジネスホテルは最近増えてきて過ごし易くなりましたね。
浴槽は奥行きがそこそこあり、足を伸ばして浸かることが出来ます。インターゲートの浴室はどこも同じ作りと思っていましたが、例えば広島と比較すると京都の方が浴槽は大きいですね。鏡も同様に京都は横幅が長いです。
同じチェーンホテルを泊まり歩いて比べるのも、ホテルの楽しみ方の1つです。
新しさもあってとても綺麗です!!
シャワートイレはLIXIL製で機能は基本的なものが備わっていました。
タオルはフェイス・バスタオル、洗面台にはバスアメニティが用意されていました。
部屋からの眺望はすりガラスのため、街並みを臨めませんでした。
カーテンレール付近からの光漏れはありますが、カーテンの遮光性は及第点です。
ホテルインターゲート京都四条新町のアメニティ
アメニティ類の多くは洗面台付近に用意されており、品質は最近のビジネスホテルと同等のものでした。
浴室にあったアメニティは次の通りです。
- 歯磨きセット
- 髭剃り
- ヘアーブラシ
室内にあったアメニティは以下のものがありました。
- お茶セット
- シューポリッシャー
ドライヤーはパナソニック製の”EH-NE18″でした。
シャンプー類はポーラの「KARAHARI」でした。「枯れないスイカ」と呼ばれるカラハリスイカを配合し長く潤いを保ちます。
ホテルインターゲート京都のまとめ
スタッフさんの対応、館内設備、ラウンジサービスが充実しており、口コミで好評を博しているのも納得です!!
ホテル激戦地の1つである京都にあって、独自のラウンジサービスを実施することで他のホテルと大きな差別化を図っています。宿泊者は誰でも利用できるインターゲートラウンジは、時間帯毎に違うサービスでもてなしてくれます。暑い日には冷えた飲み物が、冬の寒い日には温かいドリンクがラウンジに行けば直ぐにいただけるのは大変有難いですね。
館内の意匠は非常に凝っていて、そこかしこに京都を感じられる設えです。館内を歩けばアートがあり、ちょっとした美術館気分を味わえます。単なる滞在では終わらない、過ごす楽しさを感じられるホテルでした。
ホテルインターゲート京都四条新町は、京都でのホテルライフに観光にと色んな用途でおすすめできるホテルです。
旅行予約サイトではホテル限定の割引クーポンが発行されることがあります。時期が合えばお得に泊まれますので、是非チェックしてみてください。
- 非常に充実した宿泊者限定ラウンジサービス
- 野菜を沢山使った色とりどりの朝食
- 結構大きな大浴場
- 大通りから少し中に入った静かな環境
- 全室バス・トイレ別であれば満点だったかも
- ホテルインターゲート京都四条新町の客室アメニティを教えてください。
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浴室内には歯磨きセット、ヘアーブラシ、髭剃りがあります。詳細については、「ホテルインターゲート京都四条新町の客室アメニティ」をご覧ください。
- ホテルインターゲート京都四条新町の朝食について教えてください。
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京都の野菜をふんだんに使った、約50種類の料理が楽しめます。詳細は「ホテルインターゲート京都四条新町の朝食」をご覧ください。
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