「ロイヤルツインホテル京都八条口」は、JR京都駅の南側、八条口の近くにあるビジネスホテルです。
過日、管理人である私が実際に宿泊しましたので、客室・無料サービス・朝食を中心に宿泊レポートをお伝えします。
ホテル概要
ロイヤルツインホテル京都八条口は、2020年2月に開業したビジネスホテルです。JR京都駅から南へ徒歩3分ほどの好立地にあり、ビジネスや観光に非常に適しています。
住所 | 〒601-8002 京都府京都市南区東九条室町46-2 |
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アクセス | JR京都駅八条口から南へ徒歩2分 |
部屋数 | 219室 |
付帯施設 | 大浴場、サウナ |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
電話番号/FAX | TEL. 代表:075-681-5678 |
フロントロビーには京都観光にまつわるパンフレット等が沢山並べられており、情報収集の場として活用できます。
天井から吊り下げられたロウソク型の照明がフロント周辺を明るく灯します。ホテルの名にあるように、二つの円を象るように配置されていますね。
チェックアウト後のお土産の購入時には大変助かりました。
エレベーターは2基あります。ロビー階のカードリーダーに部屋のカードキーをかざして動く方式でセキュリティが確保されています。エレベーター内の様子を液晶モニターで確認できる点も安心感が増します。
客室が10階まであるため、朝食の時間帯になるとやや混雑します。
客室について
客室は、南館「かぐや」と北館「みやび」とでコンセプトの異なる部屋の構成されています。
バス・トイレ別の客室は、「コンフォート」の名が付く客室及び上位の客室です。
客室の種類 | 広さ |
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スマートダブルルーム | 15.5 or 16.5㎡ |
スマートハリウッドツインルーム | 15.5 or 16.5㎡ |
スマートクイーンルーム | 16.5㎡ |
スマートKAGUYA | 18.75㎡ |
スマートファミリールーム | 27.5㎡ |
スマートユニバーサルルーム | 18.75㎡ |
コンフォート・ツインルーム テラス付き | 21.44㎡ |
コンフォート・ツインルーム | 21.44㎡ |
コンフォート TATAMI・ツインルーム テラス付き | 21.44㎡ |
コンフォート TATAMI・ツインルーム | 21.44㎡ |
ラグジュアリルーム MIYABI | 41.5㎡ |
アクセスや立地
JR京都駅八条口(南方面)から南へ向かって約3分の場所にあります。
上の写真にある、ibisスタイルホテルのある通りを進む先にホテルがあります。
ホテルの真正面には、「VIA INN京都駅八条口」があるので、これを目印にするのもいいでしょう。ちなみに、ホテル最寄のコンビニとして、VIAINNの1階にセブンイレブンがあります。
細い路地をタクシーや宿泊客が多く行き交いますが、夜は静かになります。
JR京都駅にほど近く、ここを拠点に色々な場所に移動できる好立地です。また、近隣に商業施設の「京都アバンティ」、京都駅に併設された「アスティ」があり、食事や身の回り品の確保においても便利です。
ロイヤルツインホテル京都八条口の魅力
ここからは、ロイヤルツインホテル京都八条口の魅力をお伝えします。
フリードリンクサービス
宿泊者は1階レストラン内にあるドリンクコーナーでフリードリンクサービスが提供されています。コーヒーや抹茶オーレなどの温かい飲み物の他、オレンジジュース等のソフトドリンクも用意されています。
宿泊当時に用意されていたソフトドリンクは、オレンジジュースとアイスティーでした。その隣には製氷機もありました。
利用時間帯 | 12:00~23:00(17:00以降はテイクアウトのみ) |
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翌朝の朝食時には、レストランの入り口付近にコーヒーマシンが用意されていました。出発前に一息つく際等に良いですね。
カフェラテやカフェオレといった牛乳を使うメニューにも対応しています。
大浴場完備
*上記画像は一休.com様からお借りしています。
最近のホテルでは当たり前になってきた大浴場をもちろん完備しています。
男性大浴場 | 内湯、露天風呂、 サウナ、水風呂 |
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女性大浴場 | 内湯、露天風呂、 岩盤浴 |
大浴場に併設の脱衣所には、メイク落とし等が準備されており、自前で用意しなくて済み楽ちんです。
男性大浴場 | ハンド&フェイスソープ(兼 シェービングフォーム)、化粧水、ヘアーリキッド |
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女性大浴場 | メイク落とし、ハンド&フェイスソープ、化粧水、乳液 |
その他設備
喫煙室、全自動洗濯乾燥機、電子レンジ、自動販売機が館内に設置されています。電子レンジや自動販売機は6階、製氷機は2階にあります。
客室の紹介
今回宿泊したのは、「スマート・ダブルルーム」です。ホテル名に「ツイン」とあるように、客室の趣が2種類あり、シンプルかつ機能的な「かぐや」館と、和のテイストを多分にちりばめた「みやび」館があります。
今回は「かぐや」タイプの部屋です。
スマート・ダブルルーム
エレベーターのドアは黄金色。このあたりが「ロイヤル」を感じられる部分でしょうか。
黄金色のフロアマットとドア、壁の黒色が合っています。竹を模した透かしからフロアマットに投影した遊び心がありますね。客室フロアの廊下からは外が見えて圧迫感を感じさせません。
客室内は今風のアースカラー調で整えられています。
部屋の広さは15㎡しかないため、衣類などの収納する空間は限られています。
ハンガーは4つです。ハンガー掛けは長くないので、十分な数です。
ハンガーの下には、消臭剤・ブラシ・シューポリッシャー・靴ベラがあり、標準的な備品が用意されています。
室内に用意されたスリッパは、草履タイプのものでした。こちらは大浴場やレストランに向かう際にも使えます。
バスとトイレが一体型のユニットバスです。それぞれが独立したタイプのお部屋は、先述した通り、コンフォートの名が付く客室です。
バスアメニティは後ほど紹介します。
シャワートイレはINAX製です。ノズル掃除機能付きで少し安心して使えます。
洗面ボウルは丸形で底がやや深いタイプでした。水の勢いと温水の切り替わりの早さは良好です。
タオル類はフェイスタオルとバスタオルの2種類があり、ビジネスホテルの標準的な装備でした。大浴場へは、こちらのタオルを持っていきます。
浴槽は卵型で、中央部分が最も奥行きが大きくなっています。ホテルの説明の通り、確かに大型ではありますが、幅が一般的なので、背の高い人では足を曲げないとしっかりと座れません。
ただ、オーバーフローが設置されていないので、お湯を限界まで溜められます。
ベッドスペース
続いてベッドスペースを確認しましょう。
ベッドスペースにはベッドの他に、壁際の収納・丸テーブル・背もたれの低い椅子がコンパクトに収まっています。
作業や食事の際に使える丸テーブルは適度な大きさです。ソファチェアの硬さも問題無しでした。
様々な備品が収まっている収納は非常にコンパクトです。冷蔵庫が少しはみ出しているところを見ると、可能な限り小さく設計したことが分かります。
中央の棚にあるドライヤーはパナソニック製でした。
天板の上には、電話機、メモとペン、テレビリモコンと無料のミネラルウォーターが置かれていました。
下の開きには食器類、電気ケトルが入っていました。
収納右側の引き出しにはランドリーサービス用の袋と、スマートフォンや各種電子機器に使える充電ケーブルが用意されていました。
最近は充電ケーブルが貸出制に移行しつつあります。そんな中で、部屋に据え置かれているのは地味に助かります。
その下の冷蔵庫は、2Lのペットボトルは横に傾ければなんとか入るスペースがありました。
テレビはシャープ製の大型液晶テレビです。HDMI端子には接続が可能でしたが、電源コンセントまでコードが届かなかったため、FireTVにモバイルバッテリーを繋げて利用しました。長さのあるUSBコードが必要になるかもしれません。
テレビでは館内情報の確認が出来、大浴場の込み具合も分かります。
新しいビジネスホテルでは、どこでも大きな画面のテレビが設置されているため驚きが薄れてきつつありますが、動画配信サービスを楽しむ層にとってはやはり有難いものです。
ベッドはシモンズ製の幅140cmのダブルベッドです。
ベッドの上には、作務衣風の部屋着と大浴場へ行く際に便利なバッグが用意されていました。この部屋着は、先のスリッパとともに、着用したまま大浴場や1階のレストランへ行けます。
部屋着は動きやすいセパレートタイプです。
ベッドボードには、照明操作パネルと充電用USBジャック・電源コンセントが備わっています。睡眠中にスマホ等の充電が可能です。
部屋からの眺めは、住宅やホテルが密集する市街地ビューです。
シャープ製の加湿空気清浄機、ルームエアコンを配備。
コンパクトながら、快適な滞在に必要な設備が整ったお部屋でした。
アメニティ
1階のロビー傍にはアメニティーコーナーが置かれています。
アメニティーコーナーには、次のアイテムが用意されていました。
- 足袋ソックス
- ひげそり
- ヘアゴム
- シャワーキャップ
お子様セット(スリッパ・歯ブラシ・ボディスポンジ)については、フロントでのお渡しとなるようです。
バスアメニティは次の通りです。
バスルーム内には、次のアメニティが用意されていました。
- ボディタオル
- 綿棒&コットンセット
- 歯ブラシ
- ヘアーブラシ
- フェイス・ハンドソープ
- MIKIMOTOのシャンプー・コンディショナー・ボディソープ
ティーアメニティは、小山園の宇治茶ティーバッグです。
ロイヤルツインホテル京都八条口の朝食
ロイヤルツインホテル京都八条口の朝食会場は、1階のレストラン「HARMONY」でいただきます。
窓際の席では、植栽を眺めながら食事を楽しめます。
メニューには、京都の食材や特徴を活かした料理が並びます。しば漬けを和えたポテトサラダ、生ゆば、味噌田楽、西京焼きの他、天麩羅盛りまで用意されています。
手の込んだ料理が多いですね。
漬物や小鉢のおばんざいも並びます。京都では外せません。
温かい料理は、「シメジ・厚揚げ・京野菜のあんかけ」、「若鶏のマーマレード煮」などが用意されていました。この辺りの創作料理は日によって変わるようです。
ソーセージ、スクランブルエッグ、ベーコン、焼売といった定番の朝食メニューも勿論ありました。
中華料理としては、麻婆豆腐、唐揚げ、エビチリなどがありました。お腹に優しい御粥は朝にぴったりです。
ビジネスホテルにしてはパンの種類は多いです。フルーツ、デザートも準備されています。葛饅頭は美味でした。
JR京都駅付近のビジネスホテルは競争が激しいためか、朝食にかなり力が入っていると感じます。以前宿泊した「ホテルエルシエント京都」も充実した内容でした。
ロイヤルツインホテル京都の朝食盛り付け例です。品数が多く、華やかな朝食となりました。
デザートもしっかりといただきました。ごちそうさまでした。
ロイヤルツインホテル京都八条口のクチコミ
各予約サイトにおける、執筆時点での「ロイヤルツインホテル京都」の口コミやレビューを確認してみます。
予約サイト | 評価 | 口コミ |
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楽天トラベル | 4.61 | 楽天トラベルのクチコミを見る |
じゃらん | 4.6 | じゃらんのクチコミを見る |
一休.com | 4.6 | 一休.comのクチコミを見る |
どのホテル予約サイトでも、非常に高い評価を受けています。JR京都駅に近く好立地であること、フリードリンクのサービス、大浴場が好印象のようです。ビジネス、家族旅行などで幅広く利用されています。京都らしさが感じられる朝食メニューも好評です。
ロイヤルツインホテル京都八条口のまとめ
ロイヤルツインホテル京都八条口は、駅近くの好立地・大浴場完備・品数の多い朝食と快適な宿泊に必要な要素が整ったビジネスホテルです。
JR京都駅付近のホテルをお探しの際は、候補の1つとしておすすめします。
まだ新しいホテルということもあって、人気が高く宿泊料金は高止まりしていますが、セールやキャンペーンを上手に活用してお得に泊まりましょう。
- 新しい設備
- 京都らしさが感じられる朝食
- 大浴場完備
- フリードリンクサービス
- 宿泊料金の高騰
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