京都市内には数多くのホテルがあります。その中で、管理人が実際に泊まって良かった、全客室が浴室・トイレ・洗面所に分かれたセパレートタイプのホテルをご紹介します。
ゆっくりくつろぎたい方、カップルや家族連れの方々に特におすすめです。
バストイレ別の客室のホテル7選
幾度となく京都を訪れて泊まった中で、気に入ったバストイレ別の京都市内のホテルは次の通りです。
ホテル名 | エリア |
---|---|
sequence kyoto gojo | 五条 |
枳殻邸別館 | 五条 |
node hotel | 四条 |
GOOD NATURE HOTEL KYOTO | 四条河原町 |
ゲートホテル京都高瀬川 | 四条河原町 |
nol kyoto sanjo | 烏丸御池 |
ロイヤルパークホテル アイコニック京都 | 烏丸御池 |
それでは順にご紹介します。
sequence KYOTO GOJO
「sequence KYOTO GOJO」は顔認証チェックイン・ルームキー、室内タブレット端末などの最新設備が備わった新しい形のホテルです。

ホテルは烏丸通沿いにあって直ぐに見つけられます。


ホテルのチェックイン手続きは専用端末で本人が直接行うほかに、従来通りの有人カウンターもあります。


チェックイン時に登録したご自身の顔がカードキーの代わりとなって、部屋のロックを開ける事が出来ます。もちろん、従来通りのカードキーを選ぶことも出来ますのでご安心を。


洗面台は部屋側にあり機能的に使えます。室内に設置されたタブレットは電話・館内情報閲覧・ルームチェックアウト・エアコン操作など用途は多岐にわたります。


客室はバス、トイレ、洗面所の3点が分かれ、どちらも余裕のある広さが確保されているのでゆったりと過ごす事が出来ます。
バスタブがある部屋は「アクセシブル」と、プロジェクターとスクリーン(約100インチ)を備えた「4BEDS」だけなので、必要な場合はそれらの客室を選んでください。

住所 | 〒600-8418 京都府京都市下京区五条烏丸町409 |
電話 | 075-353-0031 |
チェックイン時間 | 17:00~ |
チェックアウト時間 | 14:00 |
客室数 | 208室 |
アクセス | 地下鉄烏丸線「五条駅」 2番出口より徒歩3分、「四条駅」 6番出口より徒歩5分 |
枳殻邸別館
枳殻邸別館(きこくていべっかん)は東本願寺の近く、そして東本願寺の飛地境内地の庭園である「渉成園」の隣にあるホテルです。

大通りから離れた閑静な住宅地にあってとても落ち着けます。


全ての客室が33㎡以上の広さで伸び伸びと過ごす事が出来ます。バルコニーが付いた部屋は限定2室の「和ツインB」です。


トイレはTOTOのウォシュレットでフタの自動開閉機能を備えた上位機種です。同じ場所にある陶器の洗面ボウルの藍色がとても映えています。設備はラグジュアリーホテルに比肩します。
洗面所も独立しています。スポットライトや間接照明が配置されていて非常に明るく、身だしなみを整える時に役立ちます。


バスルームは洗い場があって比較的大きな部類に入ります。窓ガラスがあって、より開放感が増しますね。椅子や洗面器があり、ゆったりとお風呂タイムが楽しめます。
また、特注の「壺湯」が浴槽として設置された客室もありますので、ちょっと変わった体験を楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

住所 | 〒600-8151 京都府京都市下京区間之町通上珠数屋町下る打越町317番地 |
部屋数 | 13室 |
チェックイン | 15:00から |
チェックアウト | 11:00 |
node hotel
「node hotel」は四条エリアにあるホテルです。アートコレクターの住まいをコンセプトとして、館内の至る所にアート作品が飾られています。

1階はランチやディナーを提供するレストランバーとして営業しているので、一見するとホテルとは思えないかもしれません。


アトリエのような雰囲気のホテル館内は、京都市内では類を見ない異色の空間。


客室廊下にさえアート作品で彩る力の入れようです。芸術品に耽ることが出来るように、あえて室内にテレビは設置されていません。


水回りについて、洗面所・トイレ・浴室はそれぞれ独立しています。

浴室については、基本はシャワールームです。

スーペリア以上の客室になるとバスタブと洗い場が備わります。広い空間で寛ぎの一時を過ごしたい方はスーペリア以上の客室を選んでください。

住所 | 〒604-8225 京都府京都市中京区西洞院四条上ル蟷螂山町461 |
電話 | 075-221-8800 |
客室数 | 25室 |
チェックイン時刻 | 15:00~24:00 |
チェックアウト時刻 | 11:00 |
GOOD NATURE HOTEL KYOTO
「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」は京都の繁華街である四条河原町エリアにあるホテルです。

持続可能な社会の構築に参画するべく、環境に配慮した様々なサービスを提供しています。館内や客室は天然素材を中心に設えられ、アメニティは歯ブラシといったプラスチック製品を極力排除して、宿泊客による持ち込みを積極的に求めています。


街の喧騒とは打って変わって、穏やかな空気が館内を満たします。


一番小さな客室でも28㎡の十分な広さが確保されていて、優しい照明や内装に囲まれてゆったりと過ごせます。


洗面台、トイレ、そしてバスルームはそれぞれ分離しています。


バスルームにはレインシャワーが設置されています。環境に配慮しているために、水圧は弱めに設定されていますが、優しいシャワーが気持ちをリフレッシュしてくれます。
環境と普段の生活を新たに見つめなおすことが出来る体験が出来るホテルが「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」です。
GOOD NATURE HOTEL KYOTOの宿泊記は下記リンクからお読みください。

住所 | 〒600-8022 京都府京都市下京区稲荷町318番6 |
電話 | 075-352-6730 |
チェックイン時間 | 15:00~ |
チェックアウト時間 | 11:00 |
客室数 | 141室 |
ゲートホテル京都高瀬川

「ザ・ゲートホテル京都高瀬川」は、立誠小学校の一部を保全・再活用して新たにホテルとしてリノベーションを行い、2020年7月21日に開業したホテルです。
ホテル前の元グラウンドには芝生が敷き詰められ、誰でも利用できる憩いの場となっています。


校舎、ではなくホテルに入ると元学校とは思えぬ佇まいです。先ずはエレベーターに乗ってホテルフロントでチェックインしましょう。ホテルフロントとレストランは最上階である8階にあります。そこは京都の東山が一望できる最も眺望の良い場所です。


ホテル3階には宿泊者だけが利用できるホテルラウンジが備わっています。営業時間内であれば何時でも利用できるので、散策からの帰ってきて休憩するなどの使い方が出来ます。
京都市内のホテルラウンジがあるホテルは下記記事でまとめていますので、ぜひお読みください。


洗面所・トイレ・バスルームは3点独立式です。


バスタブの無いシャワールームのみの部屋など、客室によって間取りは異なりますが、浴室・トイレが分離されたセパレートタイプがそれぞれ用意されています。
宿泊人数や日数などを考慮して、最適なプランを選んでくださいね。
ザ・ゲートホテル京都高瀬川の宿泊記がありますので是非お読みください。

住所 | 〒604-8023 京都府京都市中京区備前島町310−2 |
電話 | 075-256-8955 |
チェックイン時間 | 14:00~ |
チェックアウト時間 | 11:00 |
客室数 | 184室 |
アクセス | 阪急京都線京都河原町駅から徒歩約3分、京阪本線祇園四条駅から徒歩約5分 |
nol kyoto sanjo

「nol kyoto sanjo」は、元々は京都の酒蔵「キンシ政宗」の販売所であった京町家を改修して、2020年の秋に誕生したホテルです。


ホテルに入ると直ぐに、ホテルフロントとホテルラウンジがあります。
ホテルラウンジの「町家ラウンジ」では酒蔵であったことを活かして、 キンシ政宗の日本酒などが提供されています。宿泊者は無料で飲み放題のサービスが受けられ、口コミを見ると非常に好評を得ています。


客室は3タイプあります。主力の「HIBABURO delux」は約40㎡の広さがあり、家族やカップル、長期滞在の方々に適した客室です。ドラム型洗濯機も備えており、京都観光や就寝中に洗い物を済ませられて、とても便利ですよ。


洗面所・トイレ・バスルームはそれぞれ分かれた作りとなっています。


全客室に檜葉風呂を配置して、まるで森林浴をしているかのような豊かな檜葉の香りに包まれながらバスタイムを満喫できます。レインシャワーがあるのもポイントが高いです。
館内および客室の設え、ホテルラウンジなど高品質かつコンパクトにまとまった素敵なホテルです。
ホテルの宿泊記は下記からご覧ください。

住所 | 〒604-8182 京都府京都市中京区堺町通姉小路通下る大阪材木町700 |
電話 | 075-223-0190 |
アクセス | 地下鉄「烏丸御池駅」 出口5番、出口3-2番より徒歩約5分 |
部屋数 | 48室 |
付帯施設 | ゲストラウンジ(1階) |
チェックイン | 15:00~ |
チェックアウト | 12:00 |
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック京都

「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック京都」は2022年4月1日に烏丸御池エリアに開業したホテルです。


ホテルの宿泊を目的としてもらう「デスティネーションホテル」と位置づけ、様々な特色のあるホテル作りがなされています。


2階フロアの大部分をホテルラウンジとしており、京都市内を眺めながら優雅な一時が過ごせる環境があります。ここでは、パティシエである青木定治氏のパティスリーによるスイーツ、「アロマフレスカ銀座」のオーナーシェフである原田慎次氏が手掛けたレストランによるアペタイザープレートがそれぞれ楽しめます。


ホテルの客室は全てバスルーム・洗面所・トイレの3つが分かれています。私が泊った「スーペリアルーム」の洗面台は人工大理石を惜しげもなく使ったもので、とても上品な作りでした。雰囲気は先ほどの「nol kyoto sanjo」と少し似ています。


バスルームはスタンダードのお部屋はシャワーのみで、スーペリア以上の客室からバスタブと洗い場が備わります。
こちらも今時の需要にしっかりと応えた客室や設備のあるホテルです。
ホテルの宿泊記は下記からご覧ください。

住所 | 〒604-0836 京都府京都市中京区東洞院通御池上ル船屋町420 |
電話 | 075-241-1110 |
客室 | 125室 |
付帯施設 | 1階:バー・レストラン・パティスリー・ロビー 2階:大浴場・メディテーションルーム・ホテルラウンジ 3階:コインランドリー 5・9階:製氷機 |
チェックイン | 15:00~ |
チェックアウト | 11:00 |
あとがき
京都市内のバス・トイレが分かれた客室をご紹介しました。引き続き京都のホテルに泊まっていますので、随時加筆の予定です。
京都市内のホテルについては他の記事にて別視点でそれぞれ纏めていますので、比較検討する際にぜひお読みください。

皆様のホテル選びの一助になれば幸いです。
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