「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック京都」は京都市の烏丸御池にあるホテルです。
2023年2月、管理人である私が実際に泊まりましたので、客室・ホテルラウンジ・朝食などを中心に宿泊レポートをお伝えします。
「ロイヤルパークホテル アイコニック京都」で使える限定クーポンが発行されることがあります。忘れずに取得しましょう。
注記:撮影出来ない大浴場等の写真は一休.com様から引用させていただいています。
ホテルの概要
「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都」は、2022年4月1日に開業したホテルです。三条・四条・梅小路の「ロイヤルパークホテルズ」、二条の「ロイヤルパーク キャンパス」、そして京都で5軒目のロイヤルパークホテルズであり、フラッグシップホテルの「アイコニック」を冠した当ホテルが誕生しました。
宿泊特化型のホテルですが、泊まることが目的となる「デスティネーションホテル」がここのテーマです。どのようなホテルなのか、順を追って見ていきましょう。
住所 | 〒604-0836 京都府京都市中京区東洞院通御池上ル船屋町420 |
電話 | 075-241-1110 |
客室 | 125室 |
付帯施設 | 1階:バー・レストラン・パティスリー・ロビー 2階:大浴場・メディテーションルーム・ホテルラウンジ 3階:コインランドリー 5・9階:製氷機 |
チェックイン | 15:00~ |
チェックアウト | 11:00 |
1階はフロント・ロビー・バー・レストラン・パティスリーがまとまっています。
エレベーターは2基が設置されています。やや動作が遅いこともあって混雑時は待つ必要がありました。カードセキュリティーが導入されており、カードリーダーにカードキーをかざすと特定の階層が選択できます。
ホテルの雰囲気は昼と夜とでは様子がガラリと変わり、高級感が漂います。
夜には黒色がぐっと引き締まり、バーの営業も始まることで、昼間とは違った雰囲気に変わります。
客室について
客室の構成は下記の通りです。全室バス・トイレ別のセパレートタイプです。
客室 | 広さ |
---|---|
スタンダードダブル(14室) | 25.5㎡ |
スタンダードツイン(7室) | 27.8㎡ |
スーペリアキング(21室) | 32.0㎡ |
スーペリアツイン(40室) | 30.0㎡ |
デラックスツイン(13室) | 37.5㎡ |
デラックスキング(14室) | 37.5㎡ |
プレミアム(7室) | 42.5㎡ |
コーナーバルコニーダブル・ツイン(計6室) | 50.0㎡ |
アイコニックスイート(1室) | 87.8㎡ |
ユニバーサル(2室) | 30.0㎡ |
部屋の特徴も併せてご紹介します。
- スタンダード
-
シンプルながらも充実した設備を備えた機能的な客室です。浴室はシャワーブースのみです。ホテルの吹き抜け側に窓があるので眺望が無く、携帯電話の電波が入りにくいのがネック。
- スーペリア
-
スタンダードよりも広い面積で、浴室に浴槽や洗い場を備えた客室です。このタイプの客室が当ホテルの主力です。
- デラックス
-
御池通りのある南側に面した客室です。デスクスペースを備え、水回りの仕切りに格子戸が使われており、スーペリアよりも広く充実しています。広いデスクスペースがあるので滞在を楽しみつつ、仕事もしたいとお考えの方に最適です。
- プレミアム
-
テレビの代わりにプロジェクターを備えた客室です。迫力の臨場感でU-NEXTやネットフリックスなどの動画配信サービスやテレビ放送を楽しむことが出来ます。ホテルでライブ感染や推し活を楽しむのに向いています。
- コーナーバルコニー
-
デラックスと同じく御池通りに面したテラス付きの客室です。祇園祭の山鉾や時代祭の行列が巡行する御池通りに面しており、それらを鑑賞する際には打ってつけの客室です。ビューバスを備えていることも特徴です。
- アイコニックスイート
-
最上階9階、リビングダイニングと寝室が共に御池通りに面した当ホテルで最も大きな客室です。
- ユニバーサル
-
車いすの方が快適に利用できるように、導線に余裕を持たせた客室です。この客室の予約については、ホテルの公式サイト限定のようです。
スーペリアツイン、デラックスツイン、プレミアム、コーナーバルコニーツイン、アイコニックスイートは3人まで一緒に泊まることが出来ます。その際は、エキストラベッドを室内に追加設置するようになります。
立地やアクセス
地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅の1番出口から徒歩約2分の場所にあります。烏丸御池駅からは東西南北へ移動し易いので観光の拠点として非常に便利です。近隣には商業施設や飲食店が多数あり、様々な用事が済ませられる良い立地です。
祇園祭の山鉾巡行はホテルの前の大通り「御池通り」を通りますので、祇園祭の先祭・後祭は通りに面した客室が確保し辛くなります。空きがあれば早めに予約しましょう。
提携駐車場はありません。地下鉄駅に非常に近くにホテルはありますので、公共交通機関での来訪をおすすめします。
このホテルの近くにある「nol kyoto sanjo」の宿泊記で少しご紹介しましたが、ホテルの南側にはイノダコーヒー本店やパン屋、スイーツショップが多くあって、ショップを開拓するという楽しみ方も出来ます。
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック京都の魅力
宿泊者専用のホテルラウンジ「アイコニックラウンジ」
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック京都が人気を集めている理由の1つは、ホテルラウンジである「アイコニックラウンジ」があることです。
アイコニックラウンジの特徴は、パティシエである青木定治氏のパティスリーによるスイーツ、「アロマフレスカ銀座」のオーナーシェフである原田慎次氏が手掛けたレストランによるアペタイザープレートがそれぞれ楽しめる事です。
提供されるサービスは時間帯によって異なります。大まかな内容は下記の通りです。
プレゼンテーション | 時間帯 | 内容 |
---|---|---|
アフタヌーン | 14:00 ~ 17:00 | スイーツとソフトドリンクの飲み放題 |
カクテル | 17:00 ~ 21:00(ラストオーダー 20:30) | アペタイザープレート、アルコール類とソフトドリンク飲み放題 |
リフレッシュメント | 10:00 ~ 14:00 | ドライフルーツ等とソフトドリンク飲み放題 |
ホテルラウンジは「SAJIKI」・「OKU」・「TERRACE」の3つの空間から構成されています。
上記は「OKU」です。名の通り、ラウンジの端の小さな空間です。
こちらは「TERRACE」です。写真右側のファイアーピットでは夜になると火が灯され、揺らめく炎を眺めながら飲食が楽しめます。南・西側がガラス張りで、外にはテラスがあります。祇園祭の時には人数限定の貸し切りプランが販売され、祇園祭の山鉾巡行が特等席で眺められます。
祇園祭プランなど催事に関連する特別プランは3月頃から発売されることがあり、眺めの良い部屋も直ぐに売り切れてしまいますので、早めにチェックしておきましょう。
それでは、チェックイン時刻後に最初に利用できる「アフタヌーン」からご紹介します。
アフタヌーン
アフタヌーンのスイーツはこのためだけのトランク風ケースで提供されます。1人につき5種1個ずつのスイーツです。他のサイトで使われている写真は2人分のものが多いので、実際に1人分だけが目の前に来ると若干寂しい感じです。
上段の2つはケーキ2種です。その時期に合ったケーキが選ばれることがあります。バンブー(写真左の抹茶ケーキ)と、今回はバレンタインシーズンということで様々なベリーを使用したハート形のケーキでした。
下段はカヌレ・マカロン・マドレーヌの3種です。
どれも一口サイズで物足りない印象ですが、一つ一つが強い個性を持っていて、食べてみると風味が口いっぱいに広がります。満足感はそこそこありました。
濃い味のお菓子にはコーヒーが良く合います。
「アフタヌーン」や「リフレッシュメント」の時間帯はソフトドリンクのみの提供です。京都らしく、緑茶・ほうじ茶・和紅茶も揃っています。
カクテル
カクテルタイムには「シンクロニア ディ シンジハラダ」のアペタイザープレートが提供されます。晩御飯前の前菜らしく、ポタージュスープ・野菜のムース・ホワイトソースとタコの3種です。さらりと食べられ、お酒と相性は良かったです。
カクテルタイムは最近のホテルの時流の通り、13歳未満のお子様は利用できないのでご注意ください。
この時間帯には飲み物にアルコール類が追加されます。ソフトドリンクも炭酸水、トニックウォーター、トマトジュースが新たに棚に並んでいます。
各種ビール、赤・白ワイン、焼酎、ウィスキー、日本酒などが全て飲み放題です。高い銘柄はありませんが、お酒をよく飲まれる方には好評のようでした。
この時に確認できたお酒の銘柄は次の通りです。
- クロード・ヴァル(赤・白ワイン)
- デ・ボルトリ(赤・白ワイン)
- ビーフイーター(ジン)
- スミノフ(ウォッカ)
- ジョニー・ウォーカー(ウィスキー)
- ホワイトホース(ウィスキー)
- 二階堂(焼酎)
- 黒霧島(焼酎)
- MISTIA(マスカットリキュール)
- キミア(柑橘系リキュール)
- プルシア(プラムリキュール)
- キリンラガービール
- アサヒスーパードライ
- サッポロ黒ラベル
この時間帯は非常に多くの方が利用するので、ドリンクスペースは非常に混雑します。もう少し大きな間取りであった方が利用者・提供者双方にとって良かったと思います。
リフレッシュメント
10時から14時までは「リフレッシュメント」のサービス時間帯です。ソフトドリンクのフリードリンクのサービスがあります。チェックアウト前の一時にソフトドリンクを飲んで、気分良く出発しましょう。
ラウンジを備えた京都のホテルについてまとめた記事がありますので、比較する際にぜひお読みください。
大浴場とメディテーションルーム
ラウンジのある2階には、大浴場とメディテーションルームがあります。「大浴場」と言っても洗い場は4つほどのこぢんまりとした規模です。
また、「メディテーションルーム」は他のホテルでは見られない新しい試みの施設です。霧に包まれ、照明の色が移り変わる「blank」、視覚からの情報を減らし、自分で淹れた茶の香りに意識を集中させる「tea」の2種類があり、普段の生活では味わえない体験が出来ます。
スーペリアダブルの紹介
今回宿泊した客室は5階の「スーペリアダブル」です。
客室廊下はロビー階とは違い、明るい配色です。窓からの採光はほぼありませんが、間接照明と入り口前のスポット照明の組み合わせにより落ち着きのある雰囲気です。
今回のスーペリアダブルは西向きの客室です。チェックイン直後には西日が射し込み、時間の経過や雲の動きとともに室内の様子も段々と変化していきます。入った瞬間の第一印象として、雰囲気が「Zentis 大阪」、「ハイアットプレイス京都」に似ていると感じました。
オープンタイプの水回り、白色の洗面台によって開放感のある室内です。仕切りはドアでは無くカーテンを使うことで軽やかな印象を与えてくれます。
入り口付近には姿見、その隣には外套等をかけておくのに便利なハンガーフックがあります。
大きな1つの人工大理石を贅沢に使った洗面台です。中央部はくり抜いて収納スペースになっています。
その収納にはバスタオルと、上の写真では写っていませんがドライヤーがあります。
洗面ボウルは緩い傾斜ですが、水捌けは良い方です。気になったのは、洗面台の材質が柔らかいもののようで、新しいはずなのに多くの小さい擦り傷がありました。使うのに少々神経を使いました。
洗面台の下には衣類入れがあります。そして洗面台の支柱は鏡面使用で、浮遊した印象を与えてくれます。洗面台の鏡は表だけでなく裏面も鏡です。
西日によって黄色味を帯びた室内に変化していきます。
トイレはTOTOのウォシュレットです。フタの自動開閉機能は無し。
スーペリアタイプのバスルームは浴槽付きです。大浴場は使わずにバスタブを所望する方はスーペリア以上の客室を選んでください。
幅・奥行きはそこそこ大きい方です。ちょっと足を曲げれば浴槽に浸かることが出来ました。やや深さがあるので、手すりを使って安全に利用してください。
刻々と部屋の表情が変わります。アースカラーの設えと相性が良いようです。
液晶テレビはソニーの4k液晶テレビです。最近はソニー製が採用されているケースが多い印象です。
テレビでは大浴場やコインランドリーの混雑状況が確認出来る他、面白い機能として「メディテーション」があります。これは心を落ち着かせてくれるような画面表示と音楽によって、室内でも瞑想体験が試せるアプリです。
他にも、ネットフリックス・U-NEXT・プライムビデオ等の会員であれば、ログインすると直ぐに配信サービスが利用出来ます。クロムキャスト機能も付いているので、態々アマゾンのFireTV等を接続する必要はありません。
これは有り難いです。自宅のテレビと同じ感覚で操作できますよ。
テレビのキャビネットには様々な備品が収まっています。テレビリモコンの横にあるのは、先ほどの「メディテーション」で瞑想体験時に使うアロマオイルです。フランキンセンスやサンダルウッドなど9種類の香りをブレンドしたものです。
キャビネット内を左側から確認していきます。
カトラリーはナイフ・フォーク・スプーン・平皿とコルク・栓抜きです。1階のパティスリーでスイーツを買ってきて食べられるようにといったところでしょうか。
冷蔵庫には何も入っていません。2リットルサイズのペットボトルが何とか入る大きさです。
電気ケトルとアイスペール、そしてランドリーサービスの注文書等も何故かここにあります。この後で紹介する荷物置きの収納に入れた方が統一感がある気がします。
ティーカップ、ワイングラスなどは2人分が揃っています。
コーヒーマシンはネスプレッソです。
コーヒーマシンの後ろには電源コンセントと有線LANジャックがあります。スーペリアルームには作業するデスクが無いので、ちょっとチグハグした感じ。
キャビネット横にはシャープ製の加湿空気清浄機が設置されています。
次はベッド周辺を確認していきます。
柔和な印象を与えるベンチソファとスツールおよびテーブル。丁度良い高さです。
キングサイズのベッドです。掛け布団は軽くて寝心地は非常に良いです。
藍色のナイトウェアは上下セパレートタイプです。
ベッドボードの照明は調光式です。照明スイッチはシンプルで直感的に操作が出来ました。電源コンセントと充電用USBジャックもあって、就寝中にスマホや電子機器の充電に使えます。
部屋の隅のカーテン裏にはLEDライトがあり、カーテン越しに柔らかな光を照らしてくれます。
太陽光かと錯覚させてしまうようなカーテン越しのLEDライトが良い感じです。
ベッドから外を眺めると、そこは烏丸御池の交差点。土日はオフィスビルに人があまり居ないようなので、高階層であれば人目があまり気にならず、カーテンを開けて過ごせるかもしれません。
日曜日の朝の風景です。スーペリアルームでも部屋によっては祇園祭の山鉾が眺められそう。
ベッドの側には荷物置きとクローゼットがあります。
荷物置きは大理石調パネルを張り付けたもの。その下の引き出しには金庫が収まっています。
クローゼットは部屋の隅にあります。ハンガーは7つ、消臭剤とアイロン台がハンガーラックにかかっています。
クローゼットにはアイロンと湯かご、そして再利用タイプのスリッパが用意されています。後で知ったのですが、使い捨てスリッパも部屋にあったそうです。
私が泊まった時は使い捨てスリッパは無かった。何故。
湯かごは、大浴場やメディテーションルームに向かう際に利用するものです。
水回りを仕切りカーテンで隠してみました。圧迫感が無いのは良いのですが、結構透けていて役割を果たしているかは疑問です。ワンランク上のデラックスタイプの部屋は仕切りドアが用いられているので、気になる方はそちらの客室を選んでください。
もっと透過性が低いものを採用した方が良かったのでは?
空調は最新のものなのであまり音が気にならず、快適な室温設定が可能です。最新のテレビ、ネスプレッソ、バス・トイレ別のセパレートタイプなど充実した設備があり、均衡の取れた品質の高い客室でした。
アメニティ
「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都」の各種アメニティをご紹介します。
アメニティは大半が洗面台に用意されています。最近の環境保護の流れを受けて、アメニティの多くが紙の包装です。
アメニティは次のものがありました。
- ミネラルウォーター
- 歯ブラシセット
- スキンケア4点セット(乳液・化粧水・洗顔料・メイク落とし)
- ヘアバンド
- ヘアブラシ
- 綿棒
- コットン
- シャワーキャップ
- ボディタオル
- 髭剃り
スキンケア4点セットは”THE SKIN DELIGHTS”の乳液・化粧水・洗顔料・メイク落としです。
ティーアメニティは次の通りです。
- ほうじ茶
- 紅茶
- ネスプレッソ「マスターオリジンズ インドネシア」
- ネスプレッソ「ヴォリュート・デカフェ(カフェインレス)」
バスアメニティは「ミレニアムオーガニックス」を採用。ホテルアメニティ製品を扱うシントワールド株式会社が製造販売しているものです。柑橘系の穏やかな香りのシャンプーでした。
ドライヤーはソリスの「ブリオンブロー320」で、風量が多く直ぐに髪が乾きます。マイナスイオンが大量に出るとのことですが、心なしか髪がしっとりとしたような。気のせいかもしれません。
ロイヤルパークホテル アイコニック京都の朝食
「ロイヤルパークホテル アイコニック京都」の朝食は、イタリア料理を提供する「シンクロニア ディ シンジハラダ」でいただきます。
場所はホテル1階、ロビーにあるバーの隣にあります。
先付のような形で最初に提供されたのは高知の「吉本牛乳」とおすすめの「日本茶」です。濃厚な牛乳を飲んで朝を感じながら、緑茶でさっぱりとしてご飯を待ちます。
メイン料理が運ばれる前に、小鉢料理の6種と甘味が運ばれてきました。
素材を活かした味わい深い6品は以下の通りです。
- カラスミ バーニャカウ
- 温製の茶碗蒸し 菊芋とコンソメの餡
- 煮穴子のカルトッチョ
- 丸大根と手羽元のイン ブロード
- 尾瀬豚の炙りベーコンと小豆島燻製醤油
- 鰤の幽庵焼き
甘味は「吉本牛乳とほうじ茶のマンジャーレ」です。
「鰤の幽庵焼き」は醤油・酒・みりんが調和した、程よい塩味と甘みが感じられる一品。「丸大根と手羽元のインブロード」は煮込み料理で、隣の皿にちょこんと盛られた山椒を入れることで優しい風味から刺激のある味への変化が楽しめます。
「煮穴子のカルトッチョ」は包み焼きです。白身魚を使うのが一般的なのですが、ここでは穴子が使われていました。一度煮てあるからか、穴子独特の臭みが無く、ハーブとオリーブオイルに良く合っていました。
「吉本牛乳とほうじ茶のマンジャーレ」はほうじ茶味の牛乳プリンといったところでしょうか。
メイン料理は3種あり、今回は朝パスタの「冬キャベツとちりめん山椒のスパゲッティ」を選びました。冬キャベツとあるように、季節に応じて料理が変わります。
メイン料理は「朝パスタ」・「パッパ」・「御飯と豚汁」の3種類から選びます。2月の献立は次の通りでした。
- 朝パスタ 「冬キャベツとちりめん山椒のスパゲッティ」
- パッパ 「素材を活かした野菜のパン粥」
- 御飯と豚汁
山椒が得意ではないのに、何故かそれを選んでしまいました。ちりめん山椒はピリリとするものの抜けの良い香りで、添えの香草と相まって朝にぴったりな爽やかな味わいでした。細麺と和風だしが使われているので、朝でも重くありません。
ホテルの朝食の口コミを見ると、賛否両論のようです。朝食はホテルの個性の1つです。他とは違う風変わりなものでいいじゃないですか。ちょっとしたドキドキ感を味わえました。私はこの形で十分納得です。
ただし、食後のコーヒーや紅茶は別料金にするのでは無く、セットに組み込むべきでしょう。私が利用した時は満席でしたが、誰も食後のコーヒー等を注文した様子はありませんでした。例え料金が上がったとしても、セットに含まれるか否かで利用者の満足度は大きく異なります。改訂されることを期待します。
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック京都のまとめ
「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都」は最近の宿泊者が求める要素を多く取り入れたホテルでした。口コミ等を見るに、好評が多いことは頷けます。
そのためか、土日は非常に混雑している可能性が高いため、それを予め留意しておけば満足なホテルステイが出来ます。
おすすめの客室は、テラスの付いた開放感のあるコーナーバルコニーです。特に祇園祭などの催しがある際は観覧に最適です。3月の時点で既に空きがありませんが、キャンセルを狙ってみましょう。
- 設備のバランスが取れた客室
- 全客室バストイレ別のセパレートタイプ
- 全宿泊者が利用できるホテルラウンジ
- チョット小さな大浴場
- 人気ゆえの土日の混雑
- 接遇サービスにムラがある(混雑具合によるかも)
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